NO08 竹下バフィちゃん

画像犬種:
アメリカンコッカースパニエル
名前:
竹下バフィ
病名:
コッカーの耳道閉塞

飼い主さんコメント

バフィは2004年の11月に生まれ、2ヵ月後に我が家に来ました。
チェリーアイ、皮膚の出来物など、近所の獣医さんにはよく通っていました。
耳が汚れがちだった為、薬をもらっては差して、揉んでいたのですが、なかなか汚れが取れず、診てもらっては薬を差す、の繰り返しでした。

昨年(2005年)年末頃から右耳の中が腫れ始めて、耳の穴が段々と狭くなって、 今年の春頃にはかなり塞がった状態だったと思います。
それが原因で、耳の付け根が硬くなってしまい、レントゲンで”石灰化”と言うのが進んでいることが分かりました。

8月に当時の獣医さんから大学の動物病院を紹介して頂いて、「完治させるには悪い部分を取り除く」と言う結論を出されました。
その場では、”手術で治る”と安心し、お願いすることを考えたのですが、それは耳を塞いで、生涯聞こえなくしてしまうものでした。
左耳も右に比べると軽かったのですが、同様の症状だと聞かされ、いずれは両耳とも聞こえなくなってしまうと思うと、このまま病院に連れて行かず、治療も放棄してしまおうと思ったくらいです。

納得出来ない気持ちで、諦めかけていました。そんなとき、この話しを知人にしたところ、「耳の病気は三枝先生に診せてみたら」と言われ、正直なところ、あまり期待もせずに連れて行きました。
診て頂いて、過去の経緯を話したところ、「2歳にもならないで飼い主の声に反応しない(出来ない)ようにしてしまう処置は最終手段にしたい」と言って頂けました。
「耳の洗浄と薬を与えていく治療と合わせて、根本的な原因である食物アレルギー(可能性)から、食生活を改善する必要がある。」と言われました。
従来のもの全てをやめて、ご褒美やおやつも決められたフードだけを与えるようになりました。

始めて1週間くらいで耳の穴は少し開き、1ヵ月が経つ頃にはかなり拡がりました。週1回の耳の洗浄が2週間になり、1日2回の飲み薬が1日1回、2種類から1種類へ、そして診てもらってから3ヶ月経った今では(飲み薬)要らなくなるまで回復しました。
フードの他に、ご飯とジャガイモ、さつま芋もあげられます。
洗浄が月1くらいになってくれると嬉しいのですが・・・。

三枝先生、スタッフの皆様には親身になって治療して頂き、本当に感謝しております。バフィと同じ病気で苦しみ、悩むワンちゃんと飼い主の方が一人(匹)でも多く、良くなりますように。

飼主 竹下

獣医師コメント

様々な原因で起きた耳炎が悪化すると、耳道が腫れて硬くなり耳の穴がなくなってしまいます。

耳道から分泌される脂や膿が中に貯まり、犬は痛みのために元気がなくなります。

このような耳に耳道総切除という手術が施されることがよくあるのですが、原因が除去されないと術後の経過が悪いこともあります。また、アレルギー性外耳炎で腫れていた場合には手術を施さなくても原疾患が治療されれば耳道が開き治癒することもあります。コッカーは耳道閉塞がよく見られる種ですが他の種でもおきる病気です。

北川犬猫病院 三枝早苗

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