NO11 野口ロッキー

画像犬種:
M.ダックス ブラック・タン
名前:
野口ロッキー
病名:
耳の腫瘍、アポクリン腺腫

飼い主さんコメント

犬を飼うならダックスと決めて色々なペットショップを見て回り、やっと巡り会ったのがロッキーでした。自慢の子、我が家の王子様です。7~8歳の頃から時々耳をバタバタ振ったり後足で掻いたりするようになり、心配になって近くの病院へ連れて行きました。中耳炎と診断され、薬と週2回の通院を一年ほど続けましたがあまり治らず、ロッキーもすっかり病院を嫌がるようになってしまいました。
次第に耳から出血も見られるようになり、薬の量・注射の回数が増え、出血のひどい時は夜中に病院に駆け込んだこともありました。耳を振ると血が飛び散り、おまけに膿の臭いも加わってきました。家中タオルを敷き詰め、交換したタオルをハイターに浸けては洗濯、の大変な日々を送っていました。夜中でもロッキーが動くと耳当てのタオルを取り替えるため、私もあまり眠ることができませんでした。

手術直前の写真。左耳の付け根全体が盛り上がっている

手術直前の写真。左耳の付け根全体が盛り上がっている

2007年8月頃、左耳の後ろの腫れ物に気付き、それが少しずつ大きくなっていきました。レントゲン検査の結果、癌かもしれないので手術したほうがいいと勧められましたが、後遺症の可能性などを聞き不安で一杯になりました。悩んだ末お散歩友達の飼い主の方に相談したところ、一度別の病院に行って診察してもらうのもひとつの方法だ、と北川犬猫病院のことを調べて下さりました。
千葉県市川市から板橋区まで、藁をもすがる思いで車をとばしました。早苗先生の第一声は「わぁ、ひどいわこの臭い。こんな子初めてだわ。」耳鏡検査で左耳の中にカリフラワーのようなポリープが沢山あることが分かり、外科手術は最後の手段として、まずは洗浄をしばらく続けてみましょうということになりました。不安から少しずつ気持ちが楽になり、2ヶ月間洗浄を続けましたが、続いていた出血で耳の穴が塞がってしまい、とうとう外科手術を受けることに。

初めての入院だったので不安と心配で一杯でした。北川犬猫病院なら心配要らないという主人の言葉を信じ、帰ってくる日を待ちました。手術から一週間で退院、まずあの出血と膿から解放されたことが喜びでした。ロッキーの表情も変わり、家の中を駆け回って遊び・・・こんなロッキーは久し振りでした。その後、右耳にも少しあったポリープが急に大きくなり、こちらも2008年3月に手術することになりました。両耳の穴を塞いでしまったので音の問題が心配でしたがあまり気にならず、顔の表情も以前より若々しくなりました。

切除した耳道と腫瘍。アポクリン腺の良性腫瘍であった。

切除した耳道と腫瘍。アポクリン腺の良性腫瘍であった。

8ヶ月間近くの通院でしたが、いまは月に一回顔見せを兼ねた(?)定期チェックを受けるだけで済んでいます。ロッキーが病院の近くに来ると尻尾を扇風機のように振って喜んでいるのを見ると、早苗先生そしてスタッフの皆さんに感謝の気持ちを表しているように思えます。北川犬猫病院に出会えなかったら今でもどうなっていたか・・・、苦しい日々を過ごしていたか、もっと悪い結果になっていたかもしれません。早苗先生、諸先生方の献身的な治療、そして明るく優しい愛情を注いで接して下さったスタッフの皆さん、主人の言葉、すべてに感謝です。

追伸:耳の病気で心配していらっしゃる方へ一言

心配していらっしゃる前に一度足を運んではいかがでしょうか。アットホームで本当に信頼できる病院です。そしてかわいい愛犬といつまでも、一日も長く家族と一緒に過ごす日が続きますよう心からお祈りしております。

獣医師コメント

ロッキーが初めて来院した時、左耳から生臭い血膿が噴き出していました。何がロッキーの耳に起きているのかしばらく把握ができませんでした。鶏の卵くらいのアポクリン腺腺腫が耳道を塞ぎ、腫瘍がザクロのように割れて血が出ていました。腫瘍ごと耳道を切除し耳を閉じましたが、反対の耳にも中耳炎と腫瘍が形成されていました。

肝臓が悪かったのですが、4回もの麻酔を乗り越え、ロッキーは元気になりました。これを支えたのは家族の根気と愛情、それに一年間千葉から車で送迎して下さったご近所の西川さんの友情です。

北川犬猫病院 三枝早苗

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