東京都板橋区|東武東上線ときわ台駅 徒歩5分

ときわ台駅 北川犬猫病院

東京都板橋区|東武東上線ときわ台駅 徒歩5分のペットクリニック

専用駐車場5台 トリミングサロン併設 クレジットカード対応

ときわ台駅 北川犬猫病院

クリニックご予約
03-3958-5370
トリミングサロンご予約
03-3958-5379

〒174-0072 東京都板橋区南常盤台1-39-1   年中無休

  • オンライン診療・オンライン相談
  • 診療予約/トリミングサロン予約
  • 来院前WEB問診表

患者様からいただいたコメント

耳から出てきたノギとポリープ 黒パグ りくちゃんの場合

  • 患者様からいただいたコメント
IMG_3087-4

  • 犬種:黒パグ
  • 名前:森りく
  • 病名:異物性中耳炎

飼い主さんコメント

ぺこ(推定14歳)りく(推定9歳)なつ(11歳)うの(推定3歳)

今、我が家に居る4パグ達です。飼い主さんが亡くなったり、遺棄されたり、みんな保護犬です。

私達は、2013年9月に、自宅前から行方不明になった黒パグめいの事を機に、保護犬と暮らす選択をし、今に至っております。

保護犬の中でも、遺棄された子は、それまでの健康状態は元より飼育状況は全く分かりませんので、我が家に来てから、様々な症状が見つかる事が多々ありました。

そんな中でも、りくについては、見た目では全く分からなかった耳の異常が明らかになりました。

りくは、2015年5月、小さい町のスーパーマーケットの駐車場で遺棄され、スーパーマーケットに入店し、店内にて保護された黒パグ男子です。

その当時、私達は、めいの情報を得る為に、県内保健所のホームページを検索する日々でした。

そこで、迷子犬として掲載されていたりくを知ることになります。1週間の係留期間を過ぎても、元の飼い主さんは現れず、 私達は、これもめいが引き合わせてくれた縁と思い、りくを家族として迎え入れ、彼との生活がスタートしました。

りくを迎えて間もなく、先住犬のあん(保護犬・推定9才・黒パグ女子)が眼振発症。色々調べた結果、耳の異常からくる症状と判明し、犬の耳鼻科に特化している獣医を捜すこととなります。
パグとの生活も15年目になっていましたが、耳の異常については初めての事でしたので、藁をもつかむ思いで見つけた某病院を受診。

あんの状態は、予想以上に悪化していて入院治療となり、半月の間にオトスコープを5回実施。また、この間に、軟口蓋を切除しなければ、麻酔を施すことが出来ないと言われ、 軟口蓋切除の手術も受けました。こうして、私達は、あんの状態が良くなる事を願って治療を続けたのですが、症状は改善されず、結局、右耳全耳道切除となり、 手術は成功したかのように思っていたのですが、翌日に亡くなってしまうという最悪の結果となってしまいました。

その一方で、りくは、その頃から耳を気にするようになっていて、頭を振る・耳を掻くといった状態が見受けられ、あんの二の舞にならぬよう、再度、耳鼻科に特化している獣医を捜すことになりました。

そして、出会ったのが北川犬猫病院の三枝院長先生でした。

初めて予約の電話を入れた際に、事務的に予約を取るのではなく、遠方からの受診になる事にご配慮頂き、りくの状態は元より、あんが亡くなった経緯に付いても詳しく聞いて下さった事を、今でも覚えています。

こうして、りくは、めいとあんに導かれ、2016年5月より、耳の治療を始める事になります。

りくの耳道は、壁が剥がれたようにガサガサな状態で、毛束も大量に詰まっていて、鼓膜を確認する事が出来ないほど汚れていました。

オトスコープを実施し洗浄を繰り返すなかで、治療を開始して8ヶ月後には、草の実を3個摘出しました。CT・MRIも3回経験し、左耳鼓室胞を形成する骨が融解していた事も分かりました。

耳から取り出されたノギ

耳以外にも、耳の治療を始めて間もなく、交通事故に遭い5箇所の骨盤骨折。左耳の付け根から頬にかけて広範囲に皮膚がただれて入院する等、様々な事がありましたが、 それでも、諦めずに治療を続けられたのは、どんな時も、りくを一番に考えて下さり、あんの時のように、症状が悪化しているからといって急いで治療を進める事無く、 他の方法を色々と考えて下さった三枝院長先生はじめ、スタッフの皆さんのお陰だと思っております。

耳の疾病について皆無に等しかった私達は、ただただ、あんの二の舞だけは避けたかったので、三枝院長先生の細やかな心配りに、どれだけ支えられたか、言葉では言い表せない程です。

そして、今、治療を始めて3年経過したりくの耳は、鼓膜を確認する事が出来る状態になり、服薬も無く月1回の受診で経過を見ています。

あんやりくを迎えなければ、犬の耳疾患、特にパグの耳は悪化しやすい事について、これほどまで知ることには至りませんでしたし、全く違った治療を続けていたかもしれません。 かかりつけ医の適切な診断の元、すばらしい獣医師と巡り会えたことで、これからも、安心してパグとの生活を楽しめると思っています。

獣医師コメント

この患者さんは、異物の迷入(ノギ)により中耳炎を起こしていました。

異物は取り除かれましたが、その後、中耳の中にポリープが発生し除去しました。鼓室の壁に穴が開いていて、洗浄すると汚い液が頭蓋の中に漏れてしまい、中耳の中をきれいにすることが難しかった症例です。

オトスコープ画像  耳道を塞ぐポリープ
取り出したポリープ
riku-mri1
MRI画像 赤い矢印がポリープ
CT画像 中耳の壁に空いた穴

気を付けなければいけないことは、画像を撮らないで中耳を洗浄するとポリープはなくても同様のことが起きる危険性があります。

お家の周りの草地

お話をお伺いし、お家の周囲 写真を拝見させていただきました。お家の周はノギを持ったイネ科の植物で囲まれていて、体にノギがくっつく危険性が非常に高い環境でした。散歩のときは注意してください。

ACCESS

北川犬猫病院

〒174-0072
東京都板橋区南常盤台1-39-1

東武東上線ときわ台駅 南口より徒歩5分

お客様専用駐車場 5台分あり

  • トリミングサロンの
    ご予約はこちら
  • 03-3958-5379

専用駐車場 5台あり トリミングサロン併設
クレジットカード対応 English Available
クレジットカード
診療時間
9:00-12:00
15:00-18:00

年中無休

当院は予約制となっております。事前にお電話またはWEB予約にて、ご予約お願い致します。

※当日予約はお電話のみの受付となっております。
※13:30-15:00は昼間休診時間となりますので、留守電に切り替わります。ご用の際は15時以降におかけ直し下さい。

ページトップへ