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フレンチブルドックの趾間炎を炭酸水浴で治療した例

おもち君 当院での治療例
  • 犬種:フレンチブルドック
  • 名前:おもち君
  • 病名:趾間炎
  • 性:オス(4歳)

治療前

趾間と指が赤くなって腫れています。下画像ではわかりませんが膿を排出していました。

地元の病院で趾端症との診断で一年間抗生物質で治療したが治らず、指の間から膿を出していた。

肉球(パッド)が腫れて黄色く変色していました。

足が痛いせいか跛行(びっこを引く)が見られました。

治療前の前足
治療前の前足
治療前の足の裏
治療前の足の裏

治療方針

抗生物質は使わないで足浴を毎日ほどこして治す方針です。

消毒液をウルトラファインバブル(超微細粒子の炭酸水)で希釈して、ボールやバケツの中に足を浸すか、ビニール袋に入れて振ったり揉んだりして、毛根まで洗浄する 薬浴法をご案内しました。

これを、お散歩から帰った時に毎日実行していただきました。

足浴の応用例(カップ使用)
足浴の応用例(ビニール袋は振ったり揉んだりできます)

治療後

初診後3週間で炎症が改善されて、赤みは趾間に少し残っているものの膿は出なくなって腫れも引きました。

痛みも和らいだようで、足を舐めなくなり、跛行(びっこを引く) もなくなりました。

治療後の前足
治療後の前足
治療後の足の裏
治療後の足の裏

獣医師コメント

足の趾端全体の炎症を抗生物質で治すためには、365日薬を飲まなくてはならず、耐性ができてしまうと効果が期待できない場合もあります。

さらに足を舐めてしまうことで炎症が悪化したり、包帯や靴下をはかせてそれが換気不全を起こし治りが悪くなる場合もあります。

散歩から帰ると足を洗う習慣を少しアレンジして、消毒と毛穴レベルの洗浄をすることで上手くいった例のご紹介でした。