当院での治療例
若いフレンチブルドックの皮膚のふどう球菌感染症
- 当院での治療例
- 犬種:フレンチブルドッグ
- 名前:ロイ
- 病名:表皮内膿瘍 慢性化膿性血管周囲性皮膚炎
- 性:オス(1歳)
初診時
毛包虫(アカラス)との診断で数カ月間注射を受けていましたが、皮膚が改善せず当院に転院してきました。
初診時から天疱瘡を除去診断するために皮膚生検を行いました。
治療方針
細胞診で大量の球菌が見られましたので、皮膚生検の組織診断が返ってくる間、薬浴とセファレキシンを内服させていました。
組織診断の結果、 表皮内膿瘍・慢性化膿性血管周囲性皮膚炎であることが判明し、引き続き薬浴を続けました。
下画像では、表皮内に嚢胞が形成され、多数の好中球の浸潤が見られます。ブドウ球菌の感染により引き起こされた可能性が考えられます。
治療後
2カ月くらいで改善が見られました。
下の比較画像は治療開始から2カ月の状態の変化です。
下腹部のやわらかい部分を除いてはだいぶ改善がみらました。
ビフォーアフター比較画像
治療前(6枚)
治療後(6枚)
獣医師コメント
はじめの視診では天疱瘡を強く疑いましたが、生検の結果を待って的確な治療をはじめてよかったと思います。
飼い主さんが2カ月目の効果で満足して来院されなくなったので、少しその後が心配です。
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